【#4】卯月軍団にオヌヌメの作品ネタバレなしで紹介しる(※前作ネタバレ有)【Life Is Strange Before the Storm】
※注意
この記事には以下の作品のネタバレを含みます。
- Life Is Strenge(無印)
以下、上記の作品のネタバレを避けたい方には推奨できません。
今回は、コウの配信でLISを完走した・遊んだ・過去に遊んでいる人向けです。注意を。
そういえば、コウが触れてない作品の紹介は今回が初めてになりますね。今後長く続けばそっちの方が多くなると思います。
『ライフ イズ ストレンジ ビフォア ザ ストーム(以下:BtS)』(Life Is Strange: Before the Storm) はアメリカのゲーム会社Deck Nine Gamesが開発し、スクウェア・エニックスよりグローバル版が2017年8月から12月にかけ、日本版が2018年6月に発売されたアドベンチャーゲームです。(※Wikipediaより抜粋)
BtSの舞台は『Life is strange(以下:前作)』の3年前。場所は前作同様オレゴン州の架空の町アルカディア・ベイで、主人公は前作のメインヒロイン、クロエ・プライス。
BtSでは2年前(前作における5年前)に父親を亡くして以降、変わってしまった環境への戸惑いや、前作で行方不明となっていたレイチェル・アンバーとの出会いが描かれ、お馴染みのキャラやお馴染みの場所の3年前の姿も見ることができます。
そう。クロエ、レイチェル、町と、その住人。
前作で『終わっている』、或いは『終わらせる』もの。BtSはその終わりゆく日常の一端をプレイヤーが引いて行くゲームです。
BtSの時代では前作で廃れていたキャラ達のその前も見ることができます。彼らが如何にして堕ちたのか。
ここで前作のエピソード3ラストでクロエの父親ウィリアムを助けた世界へ行った時のことを思い出してほしい。あの世界ではクロエ以外のあらゆることが上手く行っていた。本作では、そんなクロエが周囲にどのような影響をもたらしていたのかも描かれます。
BtSと前作には大きな違いがあります。
本作にはLISの肝とも言える『巻き戻し』がありません。クロエが以前まで能力者だったとかそういうのもありません。
では代わりに何ができるのか?
レスバです。
一応『バックトーク』という正式名称があるのですが、レスバと考えてもらった方が早いでしょう。
バックトークシステムは反骨精神に富んでおり結構楽しいです。父親の事故以後、この世の全てを恨まんばかりのクロエだからこそ生まれた要素と言えるでしょう。BtSのレスバ力を見ると前作で何故あそこまで口論で粋がれたのかも分かるというものです。
それでもやらないことには「『巻き戻し』のないLISなんて…」と思われる方も少なからずいらっしゃるでしょう。
安心していただきたい……というより、ここがBtSの凄いところで。
本作では「『巻き戻し』がないこと」自体が大きな魅力となっているのです。
『巻き戻し』が無くなったからといって『セーブ&ロード』が出来るようになった、なんてことも無く、すべての選択がオンリーワンの代物と化します。
つまるところBtSは、一度きりの人生を、それも反骨精神真っ盛りの『世界を憎む少女』となって歩む体験を味わえる作品でもあるのです。
…そういえば、コウのLIS配信ではメニュー画面(日記・人物紹介等)をメール以外全く見ていませんでしたが、ご自身でプレイする際には是非とも逐一チェックすることをおススメします。
本作の日記は「クロエがマックスに『送ることのない手紙』として近況報告を連ねる」というものになっています。これがまた格別なので是非。
最後に。BtSは全3エピソードから成る物語なのですが、その他にもう一つボーナスエピソードというものが収録されています。こちらは是非本編を通してプレイし、もう満足した、という状態でお遊びください。
僕はLISをやっていて、本作のボーナスエピソードで一番泣きました。
そのあまりにも『粋』な一編を、ぜひお見逃しなく。
P.S.
BtSのライセンス楽曲エモいの多すぎて無理
— nr (@nrgoku) April 4, 2019